セラムヒートでセルフロウリュできるのか?
著者:サウナ起業家
前回、Wセラムヒートでドライサウナができた、という記事を書いたところ、今までにないほどの反響がありました。twitterでRTやいいねくれた皆さま、はてブでブクマやスターをつけてくれた皆さま、そしてこんな頭のおかしいblogをいつも読んでくださる皆さま、本当にありがとうございます!
さて今回もセラムヒートを使って何かできないか?というお話です。実はセラムヒートは、遠赤外線で焼き芋を作れますよーって、電気量販店でもPRしたりしているらしく
めっちゃ色々焼ける。良い。次の冬は買おうかなー。https://t.co/xP5He1NmlG
— まみぱふ。@銭湯力♨️高め女子サウナー (@10HA13tasu) 2020年5月10日
スルメとかあたりめとか焼けるみたいで香ばしくて美味しそう。ヨッピーさんの記事みて七輪買おうとしてましたが、セラムヒートでいけるな。。そしてこれらを見ていて思ったのが、セラムヒートで石を暖めたらセルフロウリュできるんじゃないか?という仮説でした。
しかし問題が2つあります。
- 遠赤外線でサウナストーンが暖まるのか?
- そもそも私はサウナストーンを持ってない
まず1ですが、説明を書こうと思ってたら、またSaunologyさんがタイムリーな記事を書いてくださってました。いつもありがとうございます!
遠赤外線サウナは「遠赤外線サウナについて考えてみよう」で詳しく見た通り、対流熱ではなく輻射熱によって身体が温まる仕組みです。空気に乗って熱が運ばれてくる対流熱とは異なり、輻射熱は空気などの物質を介さずに直接身体に届く電磁波です。
サウナストーンを使うのは「電気式ストーブ」で、これは部屋ごと暖める仕組みです。しかしセラムヒートのような「遠赤外線式ストーブ」は、人間自体を暖める仕組みなので、サウナストーンを使いません。そのため、遠赤外線を当てることでサウナストーンがロウリュできるくらい暖まるのか?は未知数です。
そして2ですが、サウナストーンはフィンランドで採掘される香花石を使うのですが、これはホームセンターとかに売ってません。
せっかくの機会なので、こんな可愛いやつを買おうかなと考えたのですが、このサイトだと発送が5/11以降になってる。。とりあえず代わりに100円ショップで買ってきたのがコチラ!
これからアクアリウムをはじめるのかな??「カメの底石 にしき石」は見た目が香花石ぽい、「観賞魚が引き立つ 白玉石」は、フィンランドのどこかのサウナで白いサウナストーンを使っている映像をみたことがあったので採用しました。
そして、石とみそこしをフックを使ってセラムヒートにセットしたのがコチラ!
(セラムヒートに水がかかると事故の元ですので、もし試される場合はお気を付けください)
強さはマックスの10。実験開始です。
10分後、触ってみると、どちらの石もほんのり暖かいです。
20分後、触ってみると、どちらの石もかなり熱いです。もういけるんじゃ、と思って右の「カメの底石 にしき石」に水をかけたところ「ジュッ」と少しだけ音が鳴りました。まだ早かったか。。
30分後、触るのをためらうくらい熱いです。左の「観賞魚が引き立つ 白玉石」に水をかけた動画がコチラ。
セラムヒートでセルフロウリュ!#うちでととのうチャレンジ pic.twitter.com/0ADKRI5pYX
— サウナ起業家 (@tonttu_ari) 2020年5月10日
いい音だーー。そしてこのフワっとした蒸気。このセルフロウリュによる湿度や体感温度は期待できませんが、この音と視覚だけでととのいますね。アロマオイル入れて、ふわっとした香りを楽しむと、嗅覚も加わって更にととのうかも。
。。という訳で、ぜひ我こそは真の家サウナーだと自認している皆さんの体験談、引き続きお待ちしております!!!今回もありがとうございました。
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2020/9/12追記:現在、全サウナ好きに自信を持ってオススメしたい製品の開発を進めております。こちら↓も併せてご覧ください!